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退職金は一度にもらうもの(「一時金」という)だと思い込んでいないだろうか?
「ウチの親、そんな大金どうする気だ」と心配までしたりして・・・。ところが最近は年金の形で少しずつ受け取るケースが増えている。これには一度に払うのが大変だという会社の側の事情もあるが、受け取る側にもメリットはある。当面使う予定がない大金を運用するわずらわしさがないし、長生きすれば一生企業年金を受け取れるようなケースもあるからだ。
 退職金の支払いの方法は「一時金」「年金」「一時金と年金併用」型の3とおり。年金型が増えてきたといっても、まだ一時金型がトップで、一時金と年金の併用型が増えてきているところ。ただし、どの受け取り方になるかは親の勤め先次第。年金スタイルが可能なのは「適格年金」「厚生年金基金」といった企業年金を採用している会社で、中小企業では、「中小企業退職金共済制度」を採用している場合も可能だ。ちなみに、大企業の97%が年金スタイルを採用し、中小企業では規模が小さくなるほど一時金を採用する割合が高くなっている。


適格年金:大企業から15人以上といった企業の会社まで、割と簡単に採用できる制度。会社が保険会社などに退職資金を預け、そこから対処うっきんを退職者に支払うしくみ。掛け金は会社が負担するケースが多い。年金の受け取り方法は、期限が決められている有期年金(10年)の場合が多く、一時金としても受け取れる。企業年金の中で圧倒的に多いのがこのスタイル。
厚生年金基金:500人以上の企業が対象、国がやっている厚生年金の事業を代行するもの。厚生年金で支払われる金額のほかに、企業独自の年金を上乗せして(30%以上)支払われる。終身年金といって、受け取りの期限はないので長生きするほどトク。全額または一部を一時金としてもらうこともできる。
中小企業退職金共済制度:事業主が、掛け金を毎月『中小企業退職金共済事業団』に納めると、そこから退職金が支給される。本人が希望すれば年金のように分割での支給もOK。企業年金に加入している親は、一般に受取額は多い。

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